何しに行くの?

留学に行きたい日本人は、年々増えるばかりと言います。どんな不況下でも、留学人口だけはとどまるところを知りません。留学先として人気があるのは、やはり英語圏の国々。アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスあたりへ行く人が大半です。

これらの留学人口を比率的に分けるとすると、語学を学びたい人が8割、休暇を利用してカルチャー体験したい人が2割、といったところでしょうか。語学を学びたい8割の人に「何しに留学するの?」聞けば、「英語を身に付けるために留学する」と答えるでしょうし、カルチャー体験をしたい2割の人に聞いても、「気軽にカルチャー体験しながら英語に触れたい」と答えるでしょう。つまり、各人で程度の差こそあれ、海外へ行くこと=英語との関わり、という認識はほぼ共通だと言っても過言ではありません。

ところがこの大義名分、「英語を身に付けに海外へ行く」という言葉、これが結構クセモノなのです。つまり、どこまで本気で語学習得を考えているか、という意味です。

では「英語を身に付けに海外に行く」人達をさらに分けるとすると、海外に行けば英語が身に付くような気がする人が8割、苦労を覚悟している人が2割、といったところでしょうか。面白いことに、実際に海外に行ってみると、如実にこの傾向が見てとれるのです。

そしてこの傾向こそが、日本人留学生の勘違い留学の現実を表し、勝ち組と負け組を分ける大きな要因になってくるのです。




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